丸の内のとあるビルの屋上緑化を見学させていただく機会があった。
木が茂るような大規模なものではなかったのだけれど、それでも様々な草花が咲き、水辺もあり、のどかな空間が広がっていた。周囲の高層ビルとのコントラストも面白い。建物によっては、荷重などの問題から緑化が制約される場合もあるが、特に新築のビルでは、屋上緑化に取り組んでいるところは多いそうだ。

ところで、丸の内のご近所である銀座の上空には、蜜蜂が住んでいる。
「
銀座ミツバチプロジェクト」といって、銀座の歴史・文化や食について考えるNPOがビルの屋上で養蜂をしているのだ。
街中に花なんてあるのだろうか(花屋さん?だとしたら大丈夫なのだろうか)とも思ったけれど、街路樹や皇居などのまとまった緑地が近くにあるので、そこから蜜を集めてくるとのこと。採れた蜂蜜を用いている洋菓子店も銀座にはあるそうだ。
緑の回廊* だったっけ、街路樹や公園といった緑の連鎖がリスなどの野生動物の移動経路になっている、と聞いたことがある。リスが移動するにはちょっと無理があるけれども、ビルの屋上がそのようなになったら面白いかも。地上を歩くと普通のオフィス街だけれど、上空から眺めると、森や草原が広がり鳥や虫が飛び交っている、なんて未来もあるのかもしれない、と通りを歩きながら思った。
* 生息地としての機能は限定的だが、より大きな緑地間の移動経路となることで、生物の遺伝的多様性などが保たれるというもの。きちんと調べると、政策的な取組みとしては、国有林同士を結ぶもっと大規模(日本地図レベル)なものみたい。
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